特上のオメガ3サプリを選ぶ

 
オメガ3油
まず、下の表を見てオメガ3サプリを選ぶ時どこに注目すべきか考えてみてください。

メーカー別オメガ3の商品比較表

ブランド製品名安全試験パスオメガ3の量100mg単価税込価格
ドクターズチョイスプレミアムオメガ32000mg331円6,630円
佐藤製薬サトウDHA&EPA×1500mg367円5,500円
ディアナチュラEPA×DHA+ナットウキナーゼ×514mg182円935円
サントリーウエルネスDHA&EPA +セサミンEX×400mg1,513円6,050円
ネイチャーメイドスーパーフィッシュオイル×270mg594円1,603円
オーガランドオメガ3×160mg338円540円

どこが重要な点かおわかりになりましたでしょうか?
100mgあたりの単価?ではありません。安価な方が誰にとってもよいのは事実ですが、飲んでも意味がなければ無駄な出費です。

はたまた安全性?でしょうか?
水銀など重金属などの影響がある魚から製造しているメーカーは存在しています。安全性テストが行われているか確かめるのは重要ですが、最重要ポイントではありません。

最も注意すべき点は、1日あたりの摂取量です。効果があるオメガ3の量が重要です。

 

オメガ6の摂取過多オメガ3の摂取不足

現代の日本人はオメガ3の摂取量が不足しています。厚生労働省では1日2,000mgのオメガ3を摂取するように推奨しています。

青魚のお刺身など食べないヨーロッパでは、4000mgを推奨摂取量としている国もあります。

唐揚げ、天ぷら、フライ物やケーキなどを好んで食べ青魚をほとんど食べない方は2,000mgのオメガ3でも足りません。ヨーロッパ並みに4000mgの摂取が必要です。
 

油には種類があります

  • バターや牛肉など「飽和脂肪酸」が多いグループ
  • オリーブオイルなど「オメガ9脂肪酸」が多いグループ
  • サラダ油、リノール油など「オメガ6脂肪酸」が多いグループ
  • 魚の油やえごま油など、「オメガ3脂肪酸」が多いグループ

普段私たちが意識せずに摂っているいる油は、以上の4つのグループに別れます。

食生活の欧米化で問題になっているのはオメガ6の摂りすぎ、オメガ3の摂取不足です。

オメガ6を過剰に摂りオメガ3の摂取量が少ないと、

  • コレステロール過剰
  • 中性脂肪過剰
  • アトピー
  • アレルギー

などが起こり体内は不健康な状態になります。
 

オメガ6とオメガ3のバランスが崩れている

  • オメガ6は血液を凝固させたり免疫細胞を元気にします。怪我をしたとき止血する役割や、ウィルスや病原菌が体内に侵入した時には免疫細胞に働きかけます。
  • オメガ3は血液を固まりにくくしたり免疫細胞の動きを抑えます。オメガ3は血液をサラサラにしたり免疫細胞の暴走を抑える役割があります。

オメガ6とオメガ3のはバランスが取れていないと正常な働きを行なってくれません。現代人のバランスは、5:1青魚が嫌いな人は10:1ほどになっています。

オメガ6が多すぎると中性脂肪、コレステロール値は高くなり血液はドロドロ免疫細胞は元気を通り超して暴走状態になります。

アトピーや乾癬、アレルギー性皮膚疾患の原因は、「免疫細胞の暴走です。理想のバランスは2:1です。

オメガ6とオメガ3のバランスを2:1にするには、オメガ3を厚生労働省推奨の2,000mgを摂取しオメガ6の摂取量を減らす必要があります。

オメガ6とオメガ3のバランスが悪いと、オメガ6がオメガ3の効果をかき消してしまい、意味がなくなります。

一般的な食生活をしていれば、少量のオメガ3を摂取しても効果は期待できません。

もう一度先ほどの表を見てみましょう。オメガ3の含有量で2,000mgをクリアしているのは、ドクターズチョイスのプレミアムオメガ3だけです。

各メーカーの商品詳細は以下のリンクからご確認ください。それぞれのメーカーのこだわりがご確認できます。

ブランド製品名安全試験パスオメガ3の量100mg単価税込価格
ドクターズチョイスプレミアムオメガ32000mg331円6,630円
佐藤製薬サトウDHA&EPA×1500mg367円5,500円
ディアナチュラEPA×DHA+ナットウキナーゼ×514mg182円935円
サントリーウエルネスDHA&EPA +セサミンEX×400mg1,513円6,050円
ネイチャーメイドスーパーフィッシュオイル×270mg594円1,603円
オーガランドオメガ3×160mg338円540円

 

オメガ6が多く含まれる食品

菓子、ケーキ、パン、マヨネーズ、カップ麺。惣菜で売っているポテトフライや揚げ物などなど加工食品やファストフードなどに多く含まれています。

惣菜店で使われている油はコストの安いサラダ油などのオメガ6系です。

オメガ6を含む食品

家で揚げ物をするときには、できるだけ大豆油やコーン油、サラダ油、リノール油を避けオメガ9のオリーブ油などを使いましょう。
 

オメガ3を積極的に摂りましょう

おすすめはアジやサンマなど青魚のお刺身です。小魚なので重金属の心配も少なくなります。焼き魚からもオメガ3を摂取する事ができます(オメガ3は加熱に弱い性質があるため)。

アマニアマニオイル フラックスフラックスシードオイル えごまえごま油

これらを火を通さないで、サラダのドレッシングとして使います。

ただし全量オメガ3ではなく、5~10%ほどしかありません。

魚介類に多いEPAやDHAとは異なり、αリノレン酸という成分で、体内でDHAやEPAに変換されるため5%~10%程度に減少します。
 

オメガ3とイヌイットの心筋梗塞による死亡率

北極圏に住む先住民族のイヌイットは、一般的なデンマーク人に比べて、動脈硬化が原因となって起きる心筋梗塞による死亡率が圧倒的に少なかった。

調査を進めて行くと、彼らが一般的なデンマーク人よりもオメガ3脂肪酸を極めて多く摂取していることが明らかになりました。

イヌイットのオメガ3(DHA・EPA)の摂取量は1日あたり13.4g(13,400mg)にも達します。

厚生労働省が推奨する目標値が1日あたり2g(2,000mg)ですから、それでも日本人の実に5倍以上を摂取しています。

イヌイット

イヌイットはどんな食事をしているのかが気になりますよね。

アザラシやクジラ、シロイルカなどの脂身を多く摂っています。いずれも、オメガ3の一種、DHAとEPAが極めて豊富に含まれています。
 

食生活からオメガ3を摂取する際の注意点

厚生労働省のホームページでは以下の様に注意喚起を行っています。

胎児発生期間や胎児発育期間は、早期乳児期や幼児期と同様に、海産物の栄養価は特に重要です。妊娠中や授乳中の女性は、健康な食生活の一部として必要カロリー内に収まるように留意しながら、メチル水銀の含有量が低いさまざまな種類の海産物を週に8から12オンス(約224gから336g)、摂取すべきです。

妊娠中や授乳中の女性は、白マグロ(ビンナガマグロとして表示されています)の量を週に6オンス(約168g)以内に制限すべきです。

また、妊娠中や授乳中の女性は、アマダイ、サメ、メカジキ、キングマッケレルはメチル水銀を多く含むため、食べるべきではありません。

※厚生労働省「統合医療」に係る情報発信等推進事業のサイトより抜粋

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